映画｢ブレードランナー｣ - 横浜市 元町 中華街の美容室

物語

2019年、地球環境の悪化により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ都市部での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発された「レプリカント」と呼ばれる人造人間が、奴隷として過酷な作業に従事していた。レプリカントは、外見上は本物の人間と全く見分けがつかないが、過去の人生経験が無いために「感情移入」する能力が欠如していた。ところが製造から数年経てば彼らにも感情が芽生え、人間に反旗を翻す事態にまで発展した。しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼等を「処刑」するために結成されたのが、専任捜査官“ブレードランナー”である。

タイレル社が開発した最新レプリカント"ネクサス6型"の男女6名が人間を殺害し脱走。シャトルを奪い、密かに地球に帰還し潜伏していた。人間そっくりなレプリカントを処刑するという自らの職に疑問を抱き、ブレードランナーをリタイアしていたデッカードだったが、その優秀な能力ゆえに元上司ブライアントから現場復帰を強要される。捜査の為にレプリカントの開発者であるタイレル博士に面会に行くが、タイレルの秘書レイチェルの謎めいた魅力に惹かれていく。

レプリカントを狩ってゆくデッカードだが、やがて最後に残った脱走グループのリーダーであるバッティとの対決の中で、彼らが地球に来た真の目的を知る事になる。

映画好きなら必ず見てるだろう、この｢ブレードランナー｣を。

俺もガキのころ、ありったけのコインをかき集め

映画館で見て以来、何十年たとうが心の中で

色あせない映画のひとつです。

5本の指、いや3本の指に入っていてもおかしくない名作である。

この映画にもう説明はいらないと思うが、少し書きます。

まず原作は、フィリップ・Ｋ・ディックの

｢アンドロイドは電気羊の夢を見るか?｣

読まれてる人はいると思いますが

ハッキリ言って、｢いいよ｣

あらすじはね、

第3次世界大戦後、放射能灰に汚された地球では、

生きている動物を飼うことは人間の地位の象徴になっていて、

人工の電気羊しかもっていないリックは、本物の動物を手に入れるため、

火星から逃亡してきたアンドロイド達の首にかけられた莫大な

懸賞金を狙って、決死の狩りをはじめた!

という物語。

この世で一番怖いのは人間だと思えるし、

無慈悲な殺戮、賞金かせぎのために。

レプリカントはレプリカン同士、殺しあわないし、

逃亡してきたレプリカントがかわいそうなんだよね。

感情を持つようになり、埋め込まれた思い出しか記憶がなく

思い出を探し始めるんだけど、この時点で

もう人間だよな。

映画では

氾濫を起こしたレプリカントを狩らなければならない

ハリソン・フォードが演じるブレードランナーことデッカードも切ないんだよね。

俺は人工羊も夢を見ると思うし、映画を見ていたら、

テレビも夢を見てんだろうな思ってしまう自分がいるのだ。

冒頭の物語で

レプリカントは感情移入する能力が欠如していたと書いてあるが、

著者のディックも、

感情移入を人間の最も大切な能力と考えているのです。と、

俺もそう思う。

一つ一つの要素が奥深い仕上がりの最高傑作なのです。

なぜ｢ブレードランナー｣のお話をしてるかというと、

勘のいい人はおわかりでしょう。

最近スカパーでやっていて、いつものように

｢おおっ、やっとるがや｣と思ったからです。

僕が観たのは、ファイナル・カット版というやつらしく、

2007年に監督リドリー・スコット(大好きな監督)が、

25周年記念として再編集したヴァージョンらしい。

｢ブレードランナー｣は他にも、

ディレクター・カット版、オリジナル版、最終版などがあるが、

俺は、オリジナル版が好きかな。

ラストはオリジナルがいいと個人的に思っている。

｢ブレードランナー｣は

原作・監督・脚本・撮影・特撮・ファッション・俳優、そして音楽と

すべてがスタイリッシュな映画です。

おおっ、なんかすげー建物だなと思ったな。

レプリカントを好きになってしまう。

人間を好きになってしまう。

全然、ありえるな。

このダリル・ハンナもかっこよかった。

素晴らしい才能をもった女優です。

最近見かけなくなって寂しいな。

ちょっとイヤな奴だと思ったら・・・

ルトガー・ハウアー

メチャクチャカッコイイ。

｢ブレード・ランナー｣で好きになった俳優だが、

最近、出てこなくなってしまった。

彼の最高傑作だと思う。

すげー、不気味だったシーン。

レプリカントとの最後の戦い。

告白シーン。

泣けるぞ～。

見てない人は、今すぐ黙って見るんだよ。

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